百合学院には宗教委員という係があります。これはカトリック学校ならではの委員会で、おもにクリスマスの集いなどの宗教行事を生徒たちの中心になって行う委員会です。他にもボランティア活動の１つとして行っている10円募金も宗教委員が中心となり、各クラスに協力を呼び掛けてくれています。

百合学院では月に一度、10円募金に取り組んでいます。集められた募金は、世界で一番寿命が短いと言われていた国シエラレオネ（西アフリカ）の子供たちの給食や教材などに使われており、百合学院ではこの活動を30年以上行っています。

今回宗教部長が作成してくれた宗教通信の中には、実際に生徒の皆さんから集めた10円募金がどのような使い道をされているのかが、紹介されていました。一人ひとりの温かい気持ちが集まることで、たくさんの人々の生活の支援に繋がっていることがわかります。これからも自分たちにできることを続けていきたいですね。