１月３１日（木）７時限目に、高校選抜特進コースで取り組んでいる「探究」のポスター発表を中学１年生２年生が聴きました。

タイトルだけ見ると難しそうなテーマについても、高校生たちは中学生にわかるように説明をし、中学生もとても熱心に聴き入っていました。日頃、学校内ですれ違ったり、部活動などで会話をしたりすることがある高校生の先輩たちの、多岐にわたるテーマの発表に中学生は目を輝かせていました。

（中学生の感想）

・高校生がこのようなことに取り組んでいるとは知らなかったので、こんな大人みたいな発表をしているのに驚きました。トーク力もすごくて、話し方や手の動き、間の取り方なども工夫がされていてすごいと思いました。また、ポスターのタイトルも人が聞きたいとおもえるようなものがつけられていて、見習いたいと思いました。

・自分の考えていることを限られて時間でいかに簡潔に伝えるかという力は身に付けていかないといけないなあと思いました。私も今のうちから様々なものについて知り、それをたくさんの判断材料の中で考察し、生かしていく努力をしようと思います。

・聞いたことのない話や、興味をもったことがなかったことや見たことがなかったことがたくさんあったけれど、発表は４分間しかなかったのに、初めて知ったとは思えないくらいわかりやすくて、高校生の先輩はまとめる力や話す力がすごいなと思いました。

中学生は思考力、判断力、表現力を育てることを目標に、図表やグラフを読んだり、様々な考え方に触れることができる教材Ｚstudyに取り組んでいますが、少し戸惑いもあるようです。今回、高校生がいろいろな面から自分の興味、関心を掘り下げ、発表している様子を見て、日頃自分たちの取り組みが、高校や大学、そして社会へつながっていくかということや、「学び」とは楽しいもの、おもしろいものということに気づくことができるよい機会になったのではないかと思います。