先週金曜日に最終回を迎えたBS番組「ラストチャンス　再生請負人」。偶然、目にしたのがきっかけでテレビを見る日もあれば、江上　剛さんの原作本を読むこともあった。その中で、心に残った言葉が次の２つ。

「チャンスは何度でもある。あきらめなければ！」

「あなたは苦労するだろう。うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみの人生の七味をたっぷり振りかけられるだろう。人生、七味とうがらしだよ。しかし、それがあなたの人生に深みを与えるのさ」

　前者は、東大卒のエリート銀行マンである磯村徹夫が、銀行の合併により左遷され、その後飲食店チェーンに転職。７つの試練に立ち向かい、なんとか乗り切った後に、ふと妻に漏らした言葉。後者は、銀行からの左遷先をやめてきた樫村に、占い師が語った言葉。