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ゆりっこ通信

ゆりっこ通信

  • 2020年09月29日(火)

  • (高校1年生)講演会「私は車いすに乗っている ただそれだけのこと」

 高校1年生は、9月29日(火)ロングホームルームの時間に、神戸学院大学講師でいらっしゃる中村珍晴さんの講演を聴きました。中村さんは、大学生時、アメリカンフットボールの試合中の事故が原因で脊髄を損傷され、鎖骨から下に麻痺が残っています。その経験の中で、当たり前であることがどれほど素晴らしいことなのか、人との繋がりがどれほど大切なのか、ということに気づき、日ごろから人のいいところを見つけることを心掛けているという話でした。

[生徒の感想]
自分が障がいと、いつ、どのような形で関わることになるのか、わかりません。そのように普段意識しない身近なものであるからこそ、私たちは障がいについて、もっとよく知る必要があります。そして、障がいを持つ方と実際に関わることも本当に大切なことだと強く感じました。また、中村さんがおっしゃっていた人との繋がり、相手の悪いところではなく良いところを見る、閉められた幸せのドアではなく、新しく開けられたドアに注目することも大切にしたいです。奇跡のようなひとつひとつの出会いと「当たり前の日常」に感謝しながら、今日聴いたことを忘れずに、生きていきたいです。

「目に見える障がい」と「目に見えない障がい」という言葉がとても印象に残りました。車いすに乗っているということだけを見て、足が悪いんだな、と決めつけることは相手への理解が足りていないということです。「大切なことは言葉にする」ことで、相手を理解することに繋がると思いました。私も「言葉にする」ことをこれからは大切にしていきたいな、と思いました。

中村さんの話を聴いて、人との繋がりはとても大切だということを改めて感じました。まわりの悪いところを探すのではなく、いいところを探してそれを伝える、感謝の気持ちを忘れない、などちょっとしたことだけれども、とても大切なことだと思いました。失ったことばかりに目を向けるのではなく、どういうことができるのかを考えるなど、私も中村さんのように前向きに過ごしたいと思います。

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