選抜特進コース1年生が「探究活動」のクラス内発表会を行っています。12月23日に甲南大学で行われたリサーチフェスタで発表した人たちを含む、クラス全員が4分の持ち時間で発表を行います。

甲南大学で発表した人たちは、多くの方々からいただいた質問やアドバイスのおかげでさらにブラッシュアップした発表ができており、また新たな興味関心も芽生え、思考の深まりも感じられます。

リサーチフェスタでは発表しなかった生徒も各自の興味関心からどんどん世界が広がっていることを感じさせる発表をしています。

たとえば、はじめは「チョコレートが好き」というところから始まったリサーチから、児童労働の現状を知り、またその現状を知っている人たちの数が10代と60代では差があり、それは学校教育でとりあげられているからという事実を知ります。しかし、学校で教材として取り上げるのは有効だが、与えられてしまうと関心が薄くなってしまうので、自ら学び、知る態度が必要だと結論づけていました。

職員室前の壁面に、リサーチフェスタで発表したポスターを展示しており、多くの生徒が興味を持って見ています。

「学ぶこと」「考えること」「伝えること」の楽しみを知り、見える世界をどんどん広げていってほしいと願っています。