ロータリークラブによる青少年交換長期派遣生帰国報告会が神戸で開かれました。

この交換留学では、兵庫県内の学校から計6名の高校生がハンガリー、ブラジル、イタリア、ベルギーの各国に派遣されており、百合学院からは高校3年生の江本さんが、昨年8月～今年3月までハンガリーに滞在していました。留学中に体験したこと、学んだこと、苦しんだこと、気づいたこと等をハンガリー語も用いながらパワーポイントを使って発表してくれました。

留学中に提出してくれていたマンスリーレポートから、江本さんの心の機微や悩み、視野の拡がりを知ることはできていましたが、今回の発表を聴き、日本を発つ前よりも一回りも二回りも成長して帰ってきたことがよくわかりました。

コロナ禍の影響により、予定より3か月も早い帰国となってしまいましたが、この青少年交換プログラムの趣旨“国際理解と国際親善”を果たしてきたことがうかがえる発表でした。言語の習得は言うまでもなく、真の国際交流、国際理解とはどういったものか、を体感してきたようです。この経験と世界中に広がった友達の輪が、今後の人生の糧となってくれることと思います。