ゆりっこ通信
ゆりっこ通信
2020年12月02日(水)
(高校3年生)現代文 「清涼飲料水から見えること」
高校3年生特進コースの人の多くは、総合選抜型入試、学校推薦型入試で進路先が決まっています。進学後は自らの興味のある分野を学ぶことができると希望に満ちていることでしょう。
進路先が決まって嬉しい反面、どんな学びをするのかと不安に思っている人もいるでしょう。
大学でもデータをもとに話し合うことが増えると思われます。そこで、現代文の授業で図表を読んだり、複数の資料を読んだりしてグループで話し合うという授業をしました。
テーマは「清涼飲料水から見えること」。
おいしいジュースに多くの砂糖が含まれていること、他の国はWHOのガイドラインに沿って、摂取量を制限するための税のシステムがあることなどの資料を読み、グループで説明し合います。
単に、砂糖が多く入っているというだけでなく、「他の国の税制は?」「法律は?」「CMは誰のためのもの?」「そもそもカロリーゼロってゼロじゃないの?」など次々と疑問が生まれて、自らのものの見え方がかわることを実感した授業でした。
生徒たちは、ジュースのペットボトルを手にする際、ラベルを見て砂糖の量(炭水化物の量)を確認するようになっているようです。