12月19日（日）選抜特進コースの高校1年生11名、2年生8名が「甲南大学リサーチフェスタ2021」に参加しました。
昨年に引き続き、今年もオンラインでの開催になりました。生徒は、自分の興味・関心のあることをそれぞれの進路や社会問題と繋げて課題研究に取り組み、パワーポイントで発表しました。
リサーチフェスタが始まる直前まで、生徒同士で発表の練習をしながらブラッシュアップをしていた姿が印象的でした。
なかには、「なんだか楽しくなってきた！」と言っている生徒もいました。午前の前発表では緊張もありましたが、他者の発表からの気づきをグループで共有したあとの本発表では、落ち着いて臨むことができました。
生徒のみなさんは、質問やアドバイスをいただいて新たな視点を得ることで学ぶことが楽しいと実感した様子でした。

［生徒の感想］
　2年生になった今回の探究では、昨年での反省を生かし、早めに取り組み、様々な先生方に質問したり、アドバイスをもらったりすることで随分レベルの高いプレゼンテーションを作り上げることができたと思っていましたが、調べを進めていくうちにますます疑問点が増えていき、探究には終わりがないと実感しました。また、探究活動をすることで、物事を多角的な視点から見つめ、なぜそうなるのか、何が原因なのか、ということを自然と考えられるようになったと思います。

　普段なら関わることのない他校の高校生や大学生などの発表を聞いて自分とは全く異なった視点から物事を考えて探究していることに気づくことができました。1度目の発表は思い通りにならないことがほとんどでしたが、その中でいただいた質問やアドバイスを取り入れ、2度目、3度目は余裕を持って発表できたと思います。今回、たくさんの発表を聞いて、それぞれの良いところや感じたことをメモにしたので、それを自分のものにできるように今後の探究活動で実践していきたいと思います。