ゆりっこ通信
ゆりっこ通信
2019年06月17日(月)
(高校3年生)ホームルーム~卒業生から大学生活について聞く~
6月14日(金)、大学4回生の卒業生に来ていただき、大学進学時の思いや4年間の大学生活、大学の講義、就職活動などについて語っていただきました。
1人はゲームクリエイターになるという夢を持っていて、専門学校へ行こうと考えていたが、ゲームのプログラミングよりも企画がしたいという思いから、様々なことを勉強したいと大学選びをして、関西大学社会学部に進学した卒業生です。
常にゲームクリエイターということを考えながら、自ら行動を起こし、また視野を広く持って可能性を求めてアクティブに学んだ話に生徒たちは圧倒されつつも、共感を覚えたようです。
もう1人は、現在教育実習中の大阪教育大学4回生の卒業生です。高校時代は部活と勉強の両立に悩み、苦手科目の克服や課題の提出に追われ、やらされる勉強にあまり魅力を感じなかったけれど、大学では自分の好きな勉強、興味の持てる講義に出会い、図書館にこもって勉強するなど、生徒たちに学ぶことの楽しさを伝えてくれました。
身近な先輩のリアルな言葉に生徒たちは感じることが多く、ホームルーム終了後も先輩を囲んで質問する姿が見られました。
引き続き5限は進路ガイダンスとして、AO入試、指定校推薦入試、公募制推薦入試、一般入試などの説明を進路指導部長から聞きました。
<生徒の感想>
・今日のお二人の話を聞いて、大学に入って終わりじゃないと先生から聞いてわかっていたつもりだったけれど、実際は全然わかっていなかったことに気づきました。同じ学部だとしても大学や教授によって全然違うということなので、そういう方面からも大学を考えたいと思いました。大学生活で自分のやりたいことをするために頑張りたいと思います。
・今は大学に合格することがゴールになってしまっていたけれど、先輩方のお話を聞いて、自分の行きたい大学に入って「何をするか」がすごく大切なことだなと感じました。
・なりたい夢にだけ関係することでなく、様々なことを体験してそこで得られた経験や価値観が、将来につながり、その人の魅力を作り上げるのだなと思いました。
・一つの夢を持って、それに向かっていったとしても何が起こるかは誰にもわからないし、逆に自分の好きなように自由にやっていたとしてもそれが何かでつながっているから、少しは自分を信じていいんだなと思いました。
・自分のやりたいことを明確化し、それに向けて準備や知識をつけていきたいと思った。様々な分岐点があり、自分の人生がどうなるかはまだわからないので、したいことをやっていくべきだと思う。たいへんなこともあるだろうけれど、これからの人生が楽しみになりました。