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ゆりっこ通信

ゆりっこ通信

  • 2018年10月26日(金)

  • (高校3年生)推薦入試に向けて頑張っています!

「国語はどうやったら点数が取れるようになりますか?」という切実な質問をよく受けます。そんな人の中には、「なんとなく文章を読む」、「大事そうな単語を拾って読む」、「文脈を考えず答えを探す」という人がいます。「普段使っている日本語だからわかって当然」、「なんとなくわかっている感じがする」と「しっかり理解する」の違いを実感するために、本文を段落毎に切り離しバラバラにして配布。授業の前半は各自でバラバラになった19の段落の順番を考える。後半は4人のグループで相談するということをしました。

題材は茂木健一郎氏の「最初のペンギン」

 

苦手だと思っている生徒もかなり真剣に読み、グループでの話し合いでも「ここの接続詞が・・・」「これはこの部分の具体例で・・・・」「これはここの言い換えじゃない?」など主体的に文章に取り組んでいました。

 

(生徒の振り返り)

〇話の流れを考えることが難しかった。普段問題を解く上で必要な力が問われると思った。

〇前の文と後ろの文のつながりを意識しながら読んでいくと、いつもより指示語などに注目したり、これは何の例なのかなど考えたりしながら読んでいることに気づいた。

〇普段読む時はあまり意識せずに読んでいるけれど、今日、並べ替える時、次に逆接が来そうだなとか、ここはどこの説明をしているのだろうかと考えた。

〇接続詞だけに注目しても文の順番を考えることはできず、しっかり段落の内容を理解しないと文のつながりがわからないと感じた。

〇キーワードの注目してみたが、どちらが先かわからず、文章の構成を考えながら読まなければならないと思った。

 

 

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