高校3年生は前回の「志望理由書について考える」に続いて、ペアワークでお互いのインタビューを行いました。

それに先立ち担任の先生2人の高校生活から教師になるまでの歩みのインタビューを学年主任が行い、黒板に書いていきます。日頃聞いたことのない、先生たちの進路選択の時の思いや心の揺れ、決心などを聞くことができました。また、大学受験後もいろいろな選択があるということに気づいたという感想もありました。

進路を考える上で将来の職業を考えなければならないと思っている人、今まで思い通りに学習が進まず進路選択が難しいと思っていた人たちも、目の前の先生方のその時その時の思いや努力を知り、勇気が湧いてきたようです。

その後のペアワークではインタビューして相手のシートに聞き取ったことを記入するというものでしたが、先生たちのインタビューを聞いた後だったからでしょうか、みんながとても楽しそうにお互いの話に耳を傾けていました。

話を聞く、聞いてもらう中で、日頃気づかない自分の思いに気づいたり、整理できたり、このような形でクラスメートに話を聞いてもらうことを新鮮に感じたり、心地よさを感じたりしたようです。