ゆりっこ通信
ゆりっこ通信
2022年06月29日(水)
(私からあなたへ)ひょうご本大賞『あめつちのうた』
神戸新聞社と兵庫県内の書店、販売会社らで組織する神戸新聞ブッククラブ(KBC)が「ひょうご本大賞実行委員会」を発足させ、兵庫県にゆかりのある著者、または兵庫県が舞台の小説を対象に、条件を満たす22作品の中から3作品をノミネート。神戸新聞に掲載し、一般投票を経て、「ひょうご本大賞」の受賞作が決定。それが、『あめつちのうた』。
運動が苦手な主人公(大地)が、入社した甲子園球場の整備を請け負う「阪神園芸」で成長していく姿を描いたスポーツ裏方小説。「神整備」と言われるグランド管理技術と心意気、様々な人間模様。この本を購入以来、あっという間に半分まで読み終えました。
何気ない作業の中にも、必要とされる技術や知識が求められ、一つ一つの作業にきちんとした意味があること。そこに、仕事に打ち込む人間の心意気があることを感じ取ることができます。どんな仕事にも通ずるものがあるように思います。
図書館に行くと、いろいろな職業についてすぐに手に取って調べることができまるように、本が配置されていますよ。