ゆりっこ通信
ゆりっこ通信
2022年03月04日(金)
(私からあなたへ)「両」から「円」へ
1869年(明治2年)、明治政府が、時代劇などでよく出てくる1両、2両という「両」に変えて「円」を通貨として鋳造する制度を定めました。最初、通貨政策を担当していた大隈重信が提案したのは「元」だったそうですが、結果的には「円」になったそうです。その理由の所説として、①楕円形、四角形など複数あった形を運びやすいように円形にした。 ②製造モデルとなった香港銀貨「壱円」をまねた。 ③円銀などと呼ばれていた中国の円形通貨が伝わった。 これら以外にも説はあるとか。
とは言え、日本史の授業でなじみのある大隈重信とのかかわりを知ると、「円」という通貨にも親しみがわいてくるようです。今日は「円の日」。