窓の外から勢いよく水の流れる音が聞こえてきます。窓を開けて、よく見ると、植え込みの中を水が流れているような…！　「どうして？」と気になり、植え込みを調べに行きました。すると、あちこちで水が流れる音がしましています。そこの木をかき分けてみると、ホースが置かれています。さらにホースを持ち上げてみると、ところどころに穴があけられ、そこから水が流れていることを発見。なるほど！　お手製の散水スプリンクラーを使って水まきをしてくださっていたのです。
　ちょっとした工夫と知恵、気働きが、手元にあるもので便利な道具を作り出すことにつながります。「人手がないから」、「お金がないから」、「時間がないから」と、ないもの探しをするのではなく、あるものをいかに有効に使うか、工夫して新たなものを作り出すかの大切さを教えられた気がします。さらに、この主体性、創造力、仕事に対する意欲、私たちも見習いたいものです。